ダイエット成功の3要素 / 食事の改善
「摂取カロリー<消費カロリー」とする
ダイエットを行う場合の食事は「摂取カロリー<消費カロリー」となるように
しなくてはいけません。ここで注意しなければならないことは、自分の年齢に応じて、最低限摂取すべき
カロリーを摂らなければいけないということです。
基礎代謝とダイエットにも書いたように最低限必要
なカロリーを摂らなければリバウンドの原因となります。
また、運動によるエネルギー消費というのは予想以上に少ないものなので
たくさん運動すれば、たくさん食べても大丈夫ということにはならないので注意が必要です。
「代謝に必要」な栄養と「体を構成する」栄養
ダイエット中の食事において注意すべきことは摂取カロリーだけではありません。
摂取カロリーをエネルギーとして消費するためには、色々な栄養素を必要とします。これらの栄養が不足して
しまうと代謝が効率よく行われないためエネルギーが効率的に消費されません。
また、体を構成する栄養(たんぱく質)が不足してしまうと筋肉が落ちるので基礎代謝によるエネルギー
消費が落ちてしまいます。ダイエットに限らず言えることですが、食事は栄養バランスが重要です。
摂取カロリーさえ減らせば良いというものではないので注意が必要です。。
五つの栄養素
必要になるのは「たんぱく質」、「炭水化物」、
「脂質」、「ビタミン」、「無機質(ミネラル)」の五つの栄養素です。
これらの栄養素を働きで分けると次の3つになります。
体をつくる(構成素)
筋肉、血液、歯、骨、神経などを作る栄養素で、たんぱく質、脂質、無機質(ミネラル)
を指します。人体の中でも最も重要な部分をつくっているので、構成素と言います。
エネルギーになる(熱量素)
生命の維持に必要なエネルギーを供給する栄養素で、炭水化物、脂質、たんぱく質を指します。
これらの栄養素は構成素の一部でもあり、その役目に使われたもの以外ががエネルギーとして
体内で用いられます。
体の調子を整える(調節素)
体内の機能の調節役をする栄養素です。無機質(ミネラル)、ビタミンを指します。その栄養素自体は
エネルギーになりませんが、ごく微量でほかの栄養素の働きを円滑にする調節役を果たします。